平日に浜離宮恩賜庭園へ行ってみた。
汐留シオサイトから都心環状線によって分断されているので、
目の前に見えてもなかなか辿り着けない位置にあるのだが、
汐留をテリトリーとする嫁のナビゲートであっさり到着。
おやつは電通ビルのコンビニで予め調達。
園内を巡っているのは少数の外国人観光客と思しき人たちばかり。
地味な史跡しか無いためか、すれ違う人みな目に輝きが無かった。
絶対に失敗したと思っているはず。
「何かごめんなさい」という気持ちになってしまった。
あちこちのベンチで寛いでいるのは近辺の企業戦士たちだろう。
年間パスポートは1200円なのでじゅうぶん元が取れそうだ。
こじんまりした【富士見山】の階段を登ると……、
汐留のビル群がアオリ構図にならない高さに。
レンズの歪曲チェックに持って来いの場所発見!
うん、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4は優秀だ。
【新銭座鴨場】なる場所に来たら、覗き穴的何かが。
野鳥観察用の穴ではなく鴨猟の設備の一部だった。
アヒルを囮にしてカモを誘い出しタカや網で狩ったのだそうだ。
二百年以上前の発想が凄い。
穴から覗くと野生感溢れる水場が広がっていた。
生き物の気配は全く無かった。
みんな大好きコンラッド東京。
浜離宮は小さい子供やせっかちな人には退屈な場所だと思う。
しかし細部に目をやれる人なら贅沢な気持ちになれるはず。
地図上では東京湾に面しているが、
排水機場が視界を遮って海を感じることが出来ない。
本当にここだけが残念。
でもまた来たい。
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