2012/11/17

XP環境にWindows8導入してみた

日常的なPCの使用だとWindowsXP(32bit)で不便は無いのだが、
さすがに新しい世代のOSに付いて行けなくなる不安を覚えるようになった。
Windows8の発売を機会と捉え、自作PCのOS入れ替えを決めた。

【元の構成】
  • OS :WindowsXP(32bit)
  • CPU : Intel core i7 860
  • motherboard : ASUS P7P55D
  • memory : PATRIOT PSD34G1333KH(2GB x2)
  • videocard : GIGABYTE GeForce GTX560Ti GV-N560OC-1GI
  • HDD : Hitachi HDT721032SLA360(320GB),HDT722516DLA380(160GB)

【変更後の構成】
  • OS :Windows8(64bit) DSP
  • CPU : Intel core i7 860
  • motherboard : ASUS P7P55D
  • memory : PATRIOT PSD34G1333KH(2GB x2), PSD38G1333KH(4GB x2)
  • videocard : GIGABYTE GeForce GTX560Ti GV-N560OC-1GI
  • SSD :CFD CSSD-S6T240NTS2Q(240GB)
  • HDD : Hitachi HDS721010DLE630(1TB),HDT721032SLA360(320GB)

ざっくり言うとOSを64bit化し、
値崩れして激安のメモリを増設し、
流行りのSSDを導入という形だ。


(Above: Windows8 64bit DSP版)


(Above:PATRIOTPSD38G1333KH4GB x2)


(Above:CFD CSSD-S6T240NTS2Q 240GB)


(Above:Hitachi HDS721010DLE630 1TB)


パーツ取り付けで問題発生!

(Above: CPUクーラー忍者参がメモリスロットの直上に)


(Above: 冷却ファンを外して解決)

念のためXPとデータが入ったHDDを外し、
BIOSでSATA接続方式をAHCIモードに変更。
Windows8のディスクを挿入してアカウント登録を済ますと、
OSのクリーンインストールは15分ほどで終了した。
SSD速い!!
と感動した直後、マザーボードのチップセットドライバで躓いた。
付属のCDでもweb上のファイルでもインストールを弾かれる。
ASUS P7P55Dは「Windows7 Ready!!」を謳っているが、
妹のWindows8にはひどく冷たいようだ。
ただVIAやJMicronのドライバが無くても私の使い方では特に問題は無く、
デバイスマネージャーを確認しても異常を示さない。
心に少し引っ掛かるが、忘れてしまうことにした。

ではWindows8の感想を。
悪評高いスタート画面とデスクトップは2日もすれば体が覚える。
Modern UIは無くなっても気にならない程度の存在。
MacのTime Machineを拝借したようなファイル履歴は、
ネーミングがひどいだけで頼もしい機能だ。
情報量の多いタスクマネージャーは使いやすく見た目も楽しめる。
デフラグはSSD用の最適化を備えていて安心できる。

現時点での不具合といえばシャットダウンの失敗だ。
最悪の場合暴走する。
私のマザーボードがセキュアブートに対応していないことが原因なのだろうか?
電源オプションの「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して解決した。



Windows8を人に勧めるかと問われれば、
運命を受け入れる覚悟があれば前向きにどうぞと答える。
起動直後のメモリ使用量は1.5GBもあり、
Illustrator10などの古いソフトは動かないことをお忘れ無きよう。

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