オカメインコが羽を広げて逆さまになるポーズは雌特有の行為だ。
何を意味しているかは未だ推測の域を出ない。
発情行動という人もいるが、少なくとも私は違うと感じている。
うちのオカメ、毎日一度は必ずこれをやる。
呼び鳴きをしたときに、人に無視されたり適当な相槌で済まされたりすると、
それが引き金になってビロロロ~ンと逆さまになる。
全ての羽を見せるように広げるのでとても優雅。
時間にして3から5秒ほど。
するとこの直後、そのままの姿勢で全力で羽ばたく。
オカメインコ名物の脂粉が猛烈な勢いで白い霧のように部屋に広がる。
「ダメ!」と叱ろうがケージに手を突っ込もうが、
テンションがMAXになっていて羽ばたきを阻止できない。
本当に洒落にならない行動だ。
これを阻止する方法はただ一つ!
逆さになった直後、通常人間が絶対にしない妙なポーズを取り、
オカメインコの警戒心を極限まで上げるのだ!
これを見たオカメは冠羽が全開に逆立ち、目を見開いて首を伸ばす。
羽ばたいてなんていられない状況になる。
オカメを飼うのは戦いだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿