静音仕様のデスクトップPCから「クウィィィ……」と聞き慣れ無い大きい音が。
CPUファン?それともGPUファンか?
音質から電源ファンが今までにない高回転で回っていると分かった。
モニター画面は真っ暗だったが、
起動ランプが点いていたので電源スイッチに手を伸ばした。
あれ?反応が無い。
直後にプラスチックとゴムを燃やしたような臭いが吹き出してきた。
ヤバイヤバイ。
すぐにコンセントプラグを引っこ抜き、
祈りながらケースを開けてみた。
マザーボード周辺が無事でありますように……。
強烈な臭いだけで、見た限りでは異常は分からなかった。
「あのさ、原因の切り分けをしたいからもっかい電源を入れていい?」
いちおう嫁に聞いた。
「いいよ」
「爆発するかもしれないけど」と付け加えながらプラグを差し込んでみた。
起動ランプが消えたままなのにCPUファンと後部排気ファンが回り始めた。
明らかに異常な状態だ。
とりあえず電源ボタンを押してみた。
マザーボードの自己診断ブザーもBIOSも無反応。
そう来たか。
最後にPCを使ったのは嫁だった。
30分前まで仕事で使用し、ちゃんと終了処理をしたそうだ。
確かにモニターは消えていたから言う通りだろう。
しかし問題が起きたとき起動ランプは点いていた。
「たぶん電源(パーツ)だわ」
「すぐ買って来なよ」
「高いよ?」
「いいよ」
「電源じゃなかったら中身のほとんど総取っ替えだよ?」
「いいじゃん、新しく組む予定だったでしょ」
理解がある嫁で嬉しかった。
すぐに近所のPCショップへ自転車を走らせ、ブツを調達した。
配線に苦闘しながら新しい電源を取り付けると、
何事も無かったようにPCは起動した。
よかったー!
電源だけで済んだー!
壊れた電源はサイズ剛力プラグイン450Wだ。
購入は2006年11月。
ちょっと寿命が短過ぎやしないかい?
その前の電源は2年しか持たなかったけどね。
悔しいので分解して中身を見てやる!
プラグインタイプの電源はいいよねぇ。

■■■■■警告■■■■■
電源の分解には感電の恐れがあります。
電気を溜め込む部品があるからです。
どうしても分解する必要がある場合は、
秘密のフォルダが入ったハードディスクを物理的に破壊し、
遺言状を書いてから取り掛かることを強くオススメします。
よいこはまねしないでね。
つまり絶対にやっちゃ駄目ってこと。
危ないのでカバーを外すだけで。

想像より安っぽくないかも。
ショート防止のフィルムもあちこちに挟んであったし、
ヒートシンクも小さいけど2つ付いてるし。
焦げ付いたような跡は全く見受けられない。
破れたり膨らんだりしているコンデンサも無し。
でも臭いの元はこの辺り。

ネタとしての面白みも何にも無し。
残念……なのかな???
購入した電源は玄人志向のKRPW-V2-650Wだ。
プラグインタイプでは無いため配線が暴れまくっている。
見せるのが恥ずかしい。

500ワット未満のATX電源が店頭に無かったので、
レトロな構成のPCに650ワットの大容量電源なんていう
シュールな光景になってしまった。
でっかいグラボ入れないと寂しいよヽ(`Д´)ノ
返信削除> 匿名さん
返信削除この9800GTであと5年戦いますとも!
でも脳に直結できるGPUが出たらすぐに買い換える予定。
まぁこれでもかぶってくださいΨ(`∇´)Ψ
返信削除ttp://www.adi-japan.co.jp/products/transducers/mlaec2/mlaec2.html
> 匿名さん
返信削除う~ん……、たぶん私によく似合うw