2009/10/13

新型インフルエンザがやって来た!その2

新型インフルエンザに感染していた娘が復帰した。
無事に家庭内感染を防ぐ事が出来たので、
参考になればと書き記すことにする。

新型インフルエンザの特徴ははっきり言って季節性のモノと一緒。
空気感染を「空気中に漂っているウイルスからの感染」とし、
飛沫感染を「咳やくしゃみなどの唾液からの感染」とすると、
空気感染のリスクは低い。
現在病院や救急で特別な隔離処置をしてないのはそのためだ。
医師や看護婦も防護服では無く、物々しくない医療用のマスクのみ。
症状が軽く済む場合がほとんどだが、
一定の割合で重篤化する人は必ずいるわけで、
ワクチン接種で防げるならそれに越した事はない。
一般にワクチンが広まるまで、
徹底して感染防止の努力をしなくちゃね。


まず娘に現れた症状は…
  • 発熱(最高39.8度)
  • 軽い咽頭痛
  • 軽い喘息症状
  • 酷い鼻汁(アレルギーかも)

それに対し我が家で行った感染防止策は以下だ。

【感染者の隔離】
空気感染、飛沫感染、接触感染のリスクを大幅に減らす事が出来る。
高熱時に一人ぼっちは可哀想だが、
必要な看護をする時以外は心を鬼にして放置。

【感染者から2メートル以上の離れる】
飛沫と接触感染のリスクを大幅に下げる。
かなり有効。

【マスクの着用】
不用意に手で口や鼻を触れないようにするため。
ほとんどが接触感染なので特に有効。
もちろん飛沫感染も。
隙間からウイルスが透過するので無意味云々を語る人は無知。
「感染者と同じ飛行機の乗客が次々と……」なんて報道は無いわけで。

【感染者が触れた場所の消毒】
触った場所全てを、忘れないようにするため直後に消毒。
トイレに行った場合は案外あちこち触っているので特に注意。
我が家ではウイルスを不活性化させる業務用の消毒剤を使った。
普段から鳥の糞やケージに使用しているので大量に所持している。

【手洗い】
接触感染を防ぐ基本中の基本。
最も重要かも。
流水でこまめに洗えれば石鹸洗いにこだわらなくてもよい。

【換気】
ウイルス濃縮による万が一の空気感染のリスク低下する。
万が一、ね。

【一人のみが看護】
家族が同時に感染するリスクを下げる。
看護する人がいなくなると困るため。
今回は私が担当した。
直接咳が顔にかかることによる飛沫感染を防ぐために、
看護の時だけWHO推奨規格のウイルス対策マスクを着用した。

【解熱しても2日以上隔離】
どうも解熱後に感染してしまうことが多いようで。
タミフルやリレンザはウイルスを殺す薬ではない。
本人が元気そうでも気を抜かずに。
娘の場合は念を入れて解熱後4日隔離した。

こんなもんかな。

海外で新型発生の報道があった以前から、
嫁とパンデミックに対する準備を進めてきた。
想定通りに手早く感染者の娘を隔離出来たのは効果的だったと思う。
また、最悪家族全員が感染しても、
数日間外出できなくても困らないように
カロリーメイトやカップ麺、マスクの大量備蓄もしてあった。

6畳間を三つ合わせたような2LK(※Dは無い)という狭い間取りでも、
しっかり新型インフルエンザの家庭内感染を防ぐことは出来た。
豪邸住まいじゃ無い人でも自信を持って対処だ!!

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