2009/10/02

Ironman

少し前までアイロン掛けが苦痛で仕方なかった。
最近のシャツはなかなかシワが伸びなくてやっかいだからだ。
恐らくお洒落に見える生地の素材が原因なのだろう。
洗濯表示タグの指定通り【低】でアイロンを滑らすのだが、
凸凹のシワが平らなシワに変わるばかり。
なのにアイロンの取り回しに失敗して変な折り目を付けた時だけ、
何故かしっかりキープするんだから本当に頭に来る。
そんな私のイライラを知った嫁は、
手間のかかるプルオーバーシャツ(被るヤツね)や
ギャザーのあるシャツを遠慮気に着るようになった。
ああ、いけない。
嫁のお洒落の邪魔をするなんて夫失格だ。
シワのことは一先ず置いておいて、
ストレスの要素を少しでも減らす方向からアイロン台を考える事にした。
使用中のアイロン台は合板に白い生地を張っただけのもの。


まるで昭和の折りたたみテーブル。
衣服の立体的なカーブを完全に拒絶するデザインだ。
しかも霧吹きの湿気を10年間吸って表面が微妙にうねっている。
これじゃダメだ。
ネットで情報を漁って流行の【人型】アイロン台への買い替えを考えたが、
高価で気が引けてしまった。
ならばとスリーブボード(仕上げ馬)を追加する作戦に変更した。
するとたまたま立ち寄ったFrancfrancで運命の出会いが!
これぞまさしく求めていたスリーブボードなり。


金属メッシュにアルミ加工の生地を張った近代的な作りは、
熱を保ったまま蒸気を下に逃がして
袖や肩やギャザーのシワを意のままに平らにする。


アイロン掛けが一気に楽しくなってしまった。
プリーツのスカート?任せておけって!

0 件のコメント:

コメントを投稿