昨日娘が帰って来て早々激しい寒気を訴えた。
聞いてみると同じクラスから早退者が10人ほど出たそうで。
当然新型インフルエンザを疑った。
とりあえず熱を計ると37.2度だった。
咳や喉の痛み、鼻の症状は無し。
微妙だった。
この状態で病院に行った所で検査は陰性になってしまうので、
少し様子を見る事にした。
一時間後、熱は37.6度に。
かなり怪しいがまだ微妙。
さらに一時間して計ってみると……、39.8度!!
もう決定的。
すぐ近所の夜間外来診療をしている病院に電話した。
断られた!
季節性インフルエンザの時は診てくれるのに……。
予想外の反応にかなり驚いたが仕方が無い。
夜間小児外来をしている市の医療センターへ電話すると、
こちらはウェルカムだった。
胸を撫でた、いや撫で下ろした。
さて、マイカーも免許も無いので次はタクシー。
インフルエンザなんですけど乗せてもらえますか?
「無理です」
「難しいですね」
「救急車で行った方がいいですよ」
市内のタクシー会社に軒並み断られた。
悲しいを通り越して感心するくらい。
まだインフルエンザの診断が出たわけじゃないから
黙って乗っちゃう手もあるけど、
それはやっちゃいけないはず。
だからって119番ではアレなので、
消防の救急課に電話で相談してみることにした。
すると優しい消防の方がすぐ救急車を手配してくださった。
でもこれ、【救急車の適正利用】から外れてるよね。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
申し訳ない気持ちでいっぱいのまま病院に到着すると、
「何で救急車で来たの?」的なオーラで迎える看護士さん。
すいませんすいませんすいません。
診察と簡易検査の後
「今流行ってるインフルエンザですね」と言われた。
私もそんな気がしてました!
タミフルを処方してもらいとりあえず終了。
さて、どうやって帰ろうか?
さすがにこれ以上【救急車の不適正利用】をするわけにはいかない。
すると仕事を切り上げて帰宅途中だった嫁から
「レンタカーを借りて迎えに行く」とメールが。
助かった~。
受付前のイスで待つ事一時間ちょい。
嫁のおかげで何とか帰宅する事が出来た。
一晩明けてこれを書いている今、娘の体温は38.3度。
熱でうなされていたのでかなり眠たそうだが、
食欲はあるので心配無さそう。
タミフルが効けば明日の夜には熱が下がるはずだ。
さて、もし医療センターに嫁が迎えに来れなかったらどうしていたか?
多分インフルエンザを隠してタクシーを呼んでいたかも。
いけないけど、他の選択肢が思いつかない。
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