生まれてからの一年間、
クリッピング(羽切り)されて鳥ショップで過ごしたウロコ。
我が家に来てから徐々に羽は生え変わり、
一年かかって本来の美しい翼を手に(足に?)入れた。
そして自ら羽ばたきの練習を始めた。
しかし数ヶ月でピタリと止めてしまった。
今では飛び回るオカメやセキセイを下から眺めて、
悲しそうにキュルキュルと鳴いているだけである。
飛べるものと飛べないものの差、がこれ。
逃走を防ぎ、人への依存度を高め、攻撃性を低くする、
そういう目的においてクリッピングは極めて効果的だ。
特に窓から飛んで行ってしまうと鳥の命の係わるので、
クリッピングを推奨する人はとても多い。
それでも私が鳥の羽を切ることは無いだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿