2009/02/14

大企業キヤノンのサポートを体験して

これまでプリンタはエプソン製を使用してきたのだが、
ヘッドのクリーニングでも解決出来ない印字の汚れが続いたので、
嫁と相談の上キヤノンに鞍替えすることにした。
Amazonで複合機のPIXUS-MP480を注文したのが昨年の11月末。
PCの再インストールを予定していたので、
それが終わるまで箱から出さずに放置していた。
そして先日、嫁から「プリンタお願い」と言われたので準備してみると、
何とこれが初期不良品だった。
インクカートリッジを差し込んでも、
【プリントヘッドが装着されていません】
のエラーメッセージが表示されてしまう。
カートリッジや電源やコンセントを何度いじっても変わらず。
たまに聞く不良カートリッジかと思ったが、
ColorインクとBlackインク、どちらかのみ入れると認識し、
両方装着するとどちらも認識しない状態であると分かった。
恐らく本体の不具合だろう。
早速サポートへ電話すると想像よりも早く繋がった。
状況を伝えると、「すぐに交換品を送ります」とのこと。
これで無事解決と思いきや、購入伝票の日付を尋ねられた。
昨年の11月末だけど…。
「大変申し訳ありません…」
うわっ!
購入日から(通販の場合は届いた日)から30日以内でないと、
初期不良による即時の交換扱いにならないというのだ。
それを過ぎると故障扱いになり、
保障期間内であれば修理費は無料だが送料は取るという。
うう、購入日から65日経ってるよ。
今開けたばっかりだし、完全な初期不良ですよね?
「お待ち頂けますか…(保留音)…申し訳ありません」
修理受付窓口(QRセンター)に持ち込めば送料はかからない、だって。
新宿までこのでっかい複合機を抱えて行けと?
粘った。
しかし訓練されたサポートのおねーさんのガードは固かった。
残念だがプリンタが早急に必要であったため、
折れて修理を選択することにした。
ああ、嫁に怒られる!!!
嫁が家に居てサポートのオペレーターと話していたら、
確実に初期不良交換を勝ち取っていただろう。
嫁は電話応対の超絶エキスパートだからだ。
すぐさま状況の説明と謝罪のメールを職場の嫁に送った。
キヤノンめぇ!!!
しかしキヤノンが引取りと梱包を請け負った宅配業者を
当日扱いで手配したのは良しとしよう。

モノは4日で戻ってきた。
修理伝票には、
キャリッジユニットの不具合を確認した→だから本体ごと交換ね
と書かれていた。
過剰な程厳重な梱包を解くと、
インクカートリッジが装着された状態になっていた。
動作確認した後に送ったのだろう。
【テスト印字サンプル】と題した文章のA4の紙が3枚付いていたし。
ってことは、このテストに使ったインクは私のプリンタのインクだよね?
この込み上げて来る悔しさは何だろう。
さらに皮肉なことに、
文章の内容がが印字かすれや紙詰まりの原因と対策だったりするも、
違う意味でポイントが高い。
不良品が流通する原因と対策を印字して送ってやりたくなった。

結論:
キヤノンの製品が故障すると送料1575円を取られ、嫁に怒られる。
銭を取ったら保障の意味無いよね。

ついでにインクジェット複合機PIXUS-MP480の使用感でも。
製品のラインアップでは一番下に位置するモデルなのだが、
印字もスキャンもコピーも速くてキレイだ。
インクカートリッジ交換がそのままヘッド交換になるのもいい。
音はでかいけど。
とりあえずは満足かな。

2 件のコメント:

  1. 初期動作確認を怠ったキミが悪いのだよ┐(´ー`)┌

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  2. > あみさん
    いや、これだけは言える。
    誰が悪いかって、それは完全な製品は存在しないはずなのに、
    保障期間内でも当然のように銭を請求する企業だよ。
    箱にも説明書にも、30日以内に開けろとか書いてないしね。

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