ニンテンドーDSiはDSiブラウザーを無料でダウンロードして、
内蔵ソフトとして使用することが出来る。
このブラウザの文字入力機能が実に良く出来ているのだ。
英数字の入力に強いソフトウェアキーボードと、
日本語の入力に易しい手書きをシームレスに切り替えられ、
さらにATOKの予測変換と直接の手書きを織り交ぜて使える。
これをテキストエディタとして考えることで、
タイピング入力の弊害である「漢字が読めるけど書けない」から脱却を目指してみるのも面白い。
webメールを利用すれば文章が保存出来るし、
PCと連携して編集も可能だ。
それでは、DSiブラウザーの手書き文字入力の実力を。
「ったく、たいしたやつだぜリーダー」
と何度か直接手書き入力してみたところ、
読点をドットと、片仮名の『リ』を平仮名と認識する事があった。
しかし8つの認識候補も提示されるので、タッチで選択すれば簡単に修正可能。
書き直す作業は必要は無かった。
ATOKを使った場合、『たいし』を入力した時点で『たいした』の候補が、
『リー』と入力した時点で『リーダー』の候補が現れた。
電源を切ったりしない限り学習機能が働くので、
2度目からは単語の一文字目を入力した時点で候補が現れた。
次に
「天網恢恢疎にして漏らさず」
を試してみた。
直接手書き入力では完璧に認識。
素晴らしい。
ATOKでは『てんもう』にも『かいかい』にも正確な候補リスト無し。
『かい』だけの予測候補のリストにも『恢』が見当たらず。
『そ』も同様。
『もらさ』では『漏らさば』が候補に上がったが、『もらさず』では候補無しだった。
直接手書き入力を常用し、
忘れた漢字を含む単語の時や、
「一(漢字のいち)」と「-(長音)」と「-(ハイフン)」を誤認識しそうな単語の時に
予測変換に切り替えるのが最適なようだ。
また、かなりいい加減に書いても、形から判断してくれるので問題無し。
書き順が違っても点が足りなくても大抵大丈夫だ。
この入力機能だけ取り出して、
高機能テキストエディタのDSiウェアにしてくれたらどんなにかいいだろう。
任天堂さん頼みます。
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