2009/03/11

京都に願いを

ニンテンドーDSiはDSiブラウザーを無料でダウンロードして、
内蔵ソフトとして使用することが出来る。
このブラウザの文字入力機能が実に良く出来ているのだ。
英数字の入力に強いソフトウェアキーボードと、
日本語の入力に易しい手書きをシームレスに切り替えられ、
さらにATOKの予測変換と直接の手書きを織り交ぜて使える。
これをテキストエディタとして考えることで、
タイピング入力の弊害である「漢字が読めるけど書けない」から脱却を目指してみるのも面白い。
webメールを利用すれば文章が保存出来るし、
PCと連携して編集も可能だ。

それでは、DSiブラウザーの手書き文字入力の実力を。
ったく、たいしたやつだぜリーダー
と何度か直接手書き入力してみたところ、
読点をドットと、片仮名の『リ』を平仮名と認識する事があった。
しかし8つの認識候補も提示されるので、タッチで選択すれば簡単に修正可能。
書き直す作業は必要は無かった。
ATOKを使った場合、『たいし』を入力した時点で『たいした』の候補が、
『リー』と入力した時点で『リーダー』の候補が現れた。
電源を切ったりしない限り学習機能が働くので、
2度目からは単語の一文字目を入力した時点で候補が現れた。

次に
天網恢恢疎にして漏らさず
を試してみた。
直接手書き入力では完璧に認識。
素晴らしい。
ATOKでは『てんもう』にも『かいかい』にも正確な候補リスト無し。
『かい』だけの予測候補のリストにも『恢』が見当たらず。
『そ』も同様。
『もらさ』では『漏らさば』が候補に上がったが、『もらさず』では候補無しだった。

直接手書き入力を常用し、
忘れた漢字を含む単語の時や、
「一(漢字のいち)」と「-(長音)」と「-(ハイフン)」を誤認識しそうな単語の時に
予測変換に切り替えるのが最適なようだ。
また、かなりいい加減に書いても、形から判断してくれるので問題無し。
書き順が違っても点が足りなくても大抵大丈夫だ。

この入力機能だけ取り出して、
高機能テキストエディタのDSiウェアにしてくれたらどんなにかいいだろう。
任天堂さん頼みます。

0 件のコメント:

コメントを投稿